自然災害と 南海トラフ を考える 質疑応答

司会:_田中久司氏

ありがとうございました。

清川先生と芦先生、両者の合わせで質問をお受けしたいと思います。

あと、非常に地元の地域に密着したような講演の内容がありましたし、多分、皆さん質問があるのかなと思いますので、どんどん時間を設けておりますので、質問していただければと思います。

挙手、お願いします。あ、どうぞ。

質問者

えーっと、テレビで見たんですけど、地震と電離層の関係なんですけど、電離層が低くなっている。どういうふうに思われていますか?

回答:芦先生

私はそちら、全く専門じゃなくて、知識が、ベースの知識がないんですけど、私の知り合いのその面の専門家は全く信頼性ないと言っています。京都大学の先生ですね。あの方は地震とか、もともと地球科学の専門家の方ではないんです。私の知り合いは地球科学の地球のそれを研究していた方で、その人たちはちょっと信頼できないデータではないかと。私自身は判断がつきかねています。

湊川川尻の方にお聞きしたいのです。福栄の方に何か逃げてくれればというお話がありましたが、それで白鳥と福栄の境の笠屋、浄水場があるあたりの高低差とか川がすぐ横にあるあたりに関してはどのくらい気をつけたらいいんでしょうか。

回答:清川先生

だからそこが崩れるかどうかですよね。大雨が降らなかったら大丈夫ですよ。地震だけだったら。だからあの橋さえ壊れなかったら皆さんはその橋を通って福栄に来てください。それがちょっと心配。掘切りのところです。掘切りのところは火葬場とかがあるところなんですけども、工事、相当して道作ってるんですよ。なんで、たぶん岩盤が出てるんで土砂があんまり崩れないんじゃないかなという予想です。

だけどそれより向こうの北内っていうところに入っちゃうと大雨の時の1980年かな、東かがわ市が震災の歴史のマップを作られて、五名に・・・、引田にあるんですけども、そこの人が作ってたやつの表紙にすごく出てて、死体がそこの川に流れて土砂に混ぜて6体ぐらいがバラバラとあったところに、今お地蔵さんが立っているんですけども、そういうようなことが起こってます。それは虎丸山の方から土砂崩れが来ているということはあるので、それはどっちかというと地震よりも大雨ですね。大雨の時がちょっとやばいと思うんで、地震の時は橋さえ壊れなかったら大丈夫です。

ありがとうございました。

他にございませんか?

香川県防災士をやっている林と申しますが、よろしくお願いいたします。

あのー、先生がおっしゃっている福栄ですね。16歳から結構、海外出ているんですね 。サポート担当が作られているんですけれども、

先生がおっしゃっているように、高知で言うと、いわゆる須崎だったら、この奥の佐川という位置関係で、佐川に逃げて来なさいよというところを、

三本松だったら白鳥の福栄に逃げて来なさいよという議論をされているんですけれども、

それ、ちょっとお聞きしたいのは、福栄でどれだけ逃げてこれる人が行ける場所があるかということですね 。そういうものを我々としては、逆に解答して調べて、先生がおっしゃっているような、方向が正しいものだというバックデータを作ってみるかなと思っていますけれども、その辺は先生、何かご意見はございますか。

回答:清川先生

家はいっぱいあるんですけれども、貸してくれる人がどのくらいいるかですね、それを今整備をしているという感じですかね 。それに早くほんとは気づいてほしいんです。田舎の人って、だいたいもう住んでたらまあいいやんって感じで。だいたいもう日本中どこでもそうです。空き家問題とかすごく問題になっちゃって誰も来れなくなってるんですけども逆に言ったらそういうところはチャンスじゃないんですけども、活性化のひとつのチャンスなんで整備しときます。で、整備したところの価値です。そしたらちゃんとした家で、あの、阪神淡路の時も僕も一週間後くらいに行ったんですけどももうボロい家しか壊れてません。新しい家は全然、断層のすぐ横でもきちんと建っているんですよ。

なので、上に瓦屋根で、古い塗り壁の家ばっかり壊れてましたからね。そういうのをきちんと整備してやって、きちんとしておくと揺れても大丈夫みたいな気がしてます。

それを本当は頑張ってやる。それを僕は福栄でやりたいなと思っているんですけど、今はそんなにないです。うちの家は10人くらい泊まれますけど。

たまたま地区防災計画で三本松地区のお手伝いをさせていただいたので大体できたので次の候補地を探しておりますので・・・

ぜひ!ぜひ!福栄にお願い致します。

ありがとうございます

[司会]: はい、今日、だいぶ、福栄の売り込みに来た・・・

[清川先生]: もちろん! もちろん! そうでしょ。だって、ねー・・・

司会:田中議員

そういう意味では結構議員も来られたので、だいぶインパクトがあったので、よかったのではないかと思います。

あとどうしても防災といったら、市行政の方のいろんなサポートとか支援が必要かなと私は思っています。

今日市役所の方も若干来られていますので、(若干来られて・・・・?) 若干来られています。

清川先生

こういうような話、してるんですけども、防災の人、居らっしゃるんですけど、来ないですよね。 (えーと、来てます)

3年ぐらいずっとやってるんですけど、あんまり来てくれてないので、毎年、ジオカレッジなど、夏やってるんですよ。6人ぐらい専門家が来てやらしてるんですけど、お客さんは15人くらいしか来てないので、福栄でやるからね。

なので、場所かなと思っているんですけども、最新の情報が手に入りますので、ぜひ皆さんそんなところに足を運んでいただけるとありがたいなと思います。

はい。えーと最後に何かございますか、他に。質問なければ、じゃあ一応これで終わりたいと。

あ、ちょっとひとつだけ。今、三本松、どっちかって言ったら大分(だいぶ)、田舎。田舎じゃないけど寂れてきて・・・・。

で、市町を合併したために、白鳥が今すごいことになってますよね。みんなマルナカ白鳥に買いに行きますよね。で、コーナンとかもあってよくなってんですけど、あれはダミーじゃないけど、田舎が潰れる一番悪いパターン。

だから大きな市にした時に真ん中にたまたま市庁があったのでみんなそこに行くしかなくて、大きな店屋(みせや)がいっぱいありますよね。みんな買いに行きますよね。それで人口が減ったらあの店屋(みせや)がなくなります、だって売れないから。そうするとこの地域は全部アウトです。で、もうみんな高松に買いに行かなきゃいけなくなるってことになるので。だからあれはもう本当に危機感ある。僕は白鳥だから嬉しいんじゃなくてですね。こういうふうに昔栄えてたところが潰れていく一番悪いパターンなので。

そういうのはちょっとどうにかしていかないといけないのかなというのが非常に思っているところです。

なのでやっぱりもうちょっと京阪神から一番近いので、そういう人たちの受け入れられるシステムを構築していくっていうのが非常に大事かなというふうに思っています。

高松は、放っといても、今もう、香川県ではみんな高松に吸い寄せられてますけど。で、政府はそれぞれの県のそういうふうなところに人を集めて、そこを防波堤にしようとしているわけですね。

だけど、高高(たかこう)行った人が高松で就職するわけないですよ、ピーンとどっか行きますよ。なので、そこのところは僕はすごく危惧をしているんですけれども、まあ今高松は人が集まっていますけど、そうじゃない地方でどうやるかっていうのを我々は考えていかなきゃいけないとということです。

ありがとうございます。それでは最後に会長の方から一言。感謝の言葉をお願いいたします。

狩野会長

今日お忙しいところを三本松活性化協議会のこの防災講演会に来ていただいて本当にありがとうございます。清川先生、芦先生、本当にありがとうございます。

三本松、津波が起こるというようなところで、大変心配しておりましたんですけれども、

先ほどの先生のお話で、やはり100年から300年の間はまず間違いなく起こるだろうと、そしてそれが芦先生のお話で、清川先生も、まずちゃんと勉強しなきゃいけないというふうなことだったのかなというふうに思っています。

もう簡単に挨拶にとめることなんですけれども、そういうふうな考え方で我々は対応していきたいなというふうに思っています。

大学の先生が来ていただくということは、なかなかございませんですけれども毎年1回ぐらいはそういうふうな形で最先端のご研究の内容をご紹介いただけるというふうに本当に我々としてはうれしいかぎりです。

まだちょっと十分に分からないところがあるので、もう少し分かりやすくお話いただけるといいな、というふうに思います。ちょっとPCとかPCの位置が・・、そういう数字が分からなかったところもあります。ごめんなさい私の勉強不足というようなところもあります。

また今後ともよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。

ありがとうございます。

そしたら改めて、盛大な拍手で感謝の言葉にしたいと思います 。

[拍手]

ありがとうございました。では以上をもちまして、今回の特別講演会は終わりたいと思います。

皆さん本当にどうも貴重な時間ありがとうございました。

お疲れ様でした。

また良かったら来年でも第二弾をやりたいと思います。

また一つよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

戻る◀