2019年2月 日の出

2019年2月 1日 旧暦 12/27

7:11

小豆島の高い山や虎丸山の南の阿讃の峰々に冠雪がうっすらと見えました。月は月齢26.1の三日月で金星がその行く先のやや先に見えました。動画で撮りましたが、写真の方が見やすいかも。金星は少し難しいかもしれません。日光は心に安心感を与える物質“セロトニン”の体内合成のスイッチになるのだそうです。朝の日の光をできるだけ浴びるといいと言っていました。曇っていてもいいそうです。

2019年2月 2日 旧暦 12/28

7:10

三本松小学校の閉校記念式典にふさわしいキリとした快晴の朝でした。堤防で見る日の出は7時10分35秒。北東の空にジェット機の白い尾が見えました。

式典は、出身小学校でもあり教師時代の思い出も多いという教育長のスピーチが素晴らしく、林康子さんの歌は圧巻で、更に小学校の時に六車光子先生に才能を見つけて頂いたという一連のお話は先輩からの素敵なメッセージのように思いました。最後の校長先生のお話しも分かりやすく心打たれました。

2019年2月 3日 旧暦 12/29

7:10

太陽は、山の端を出て、しばらく朧の雲の間で見え隠れして、雲海に沈んでいきました。日曜日の所為か釣り人が二人赤灯台の下に見えます。今日は節分、豆まきの日です。明日は立春、明後日が旧暦の元日、旧暦では立春に最も近い新月の日が元旦ということで、今年は2月5日です。中国から観光客の方々がたくさん来られることを期待します。

2019年2月 4日 旧暦 12/30

7:09

気温12度の暖かい朝でした。風も強く春一番かもしれないと、散歩の北野さんと話しました。東の空は雲が厚く帰りにようやく日が射し始めましたが、すぐに隠れてしまいました。ツグミのつがいが三本松公園の草の上をチョンチョンと跳ねていました。24節季・72候の立春・東風解凍(はるかぜこおりをとく)にぴったしの朝でした。

2019年2月 5日 旧暦 1/1

7:08

気温は3度、雲もほとんどありません。思っていたより日の出の時間が早くなり慌てました。撮影場所が手前になり、ちょうど赤灯台に太陽が灯ったように見えました。今日は旧暦1月1日、1日は毎月新月の日です。毎月15日は満月なので分かりやすいのですが。大昔に既に月や天体を観測する人が国のあちこちに配置されていたのでしょう。

2019年2月 6日 旧暦 1/2

7:11

明るくはなってきましたが、太陽はまったく見えない雨降りの朝でした。鳥たちが気を利かしてか出演してくれて鳴き声も聞こえました。東かがわ市はてぶくろ市の愛称で呼ばれるくらい手袋で有名なところで、三本松にも手袋やカバンなどの皮製品を作る会社がたくさんあります。

2019年2月 7日 旧暦 1/3

7:10

霧がかかって、伊座山も見えず、日の出は見えませんでした。それでも、毎日の日の出位置は、気象庁のデータにある日の出の方位角から計算ができるようです。例えば、5㎞向うの山の端から日の出が出る場合、昨日に比べて66mほど北方向に移動している計算になります。ちなみに、日の出位置の方位角の変化は、冬至・夏至の頃が一番小さくて0.0024度/日、今頃0.378度/日、春分・秋分のころが一番大きくて0.478度/日です。

2019年2月 8日 旧暦 1/4

7:06

山の端に薄い雲がかかり太陽ははっきり見えませんでしたが、日が昇っているのがわかりました。今朝は風が少しあって冷たく感じました。池の表面に少し大きめの赤い金魚が浮いているのを見つけました。しばらくすると、同じ大きさの赤い金魚と子供が2、3匹回りに集まって、突っついたり、何か話しかけているようで、そのうちに横になっていた金魚が動きはじめました。家族だと思いました。

2019年2月 9日 旧暦 1/5

7:11

雲が厚い朝でした。今日は24節季立春の黄鴬睍睆(うぐいすなく)が始まります。北海道では-30℃を超えたところがあるとの報道がありました。マイナス30℃では大木が凍って裂ける凍裂という現象が起こるのだそうです。

2019年2月 10日 旧暦 1/6

7:08

東の山の稜線と雲の下端に少し隙間ができていて日の出を期待したのですが、日の出の位置は山の高い所で隙間がなく、結局見えませんでした。風が強くて海鳥も少なめでした。淡路島には山上に風力発電の風車が見えますが、廻っている様子までは見えません。ここから淡路島の風車のあるあたりまでの距離は32㎞程度です。ちなみに、手前の二子島までは4.1㎞です。

2019年2月 11日 旧暦 1/7

7:10

雪の朝でした。山はうっすらと白くなってきていました。このあたりに積雪はありませんが、

押し倒された草の根のあたりに白くみぞれの雪が積もっていました。昨日の昼間、心待ちにしていたモズ(百舌鳥)が庭に見えたのですが、今日は姿を現すでしょうか。

2019年2月 12日 旧暦 1/8

7:02

午前7時2分、雲一つない晴天できりっとした寒さの厳しい朝の日の出でした。日の出時刻は思ったよりかなり早くなって来ています。近くの島もはっきり見えていました。一昨日の続きで、ここから一子島までは3.6㎞、一子島と二子島は1.7㎞ほど離れていて、小豆島の一番近い港の坂手港までは直線で22.5㎞程度です。

2019年2月 14日 旧暦 1/10

7:00

曇り空で日の出は見えませんでした。昨年は気温が低く、氷点下の日が1月には16日、2月には12日あり、最低気温も2月7日に-6.7℃であったという記録がありますが、今年は、氷点下の日が2月2日だけで-1.0℃でした(引田)。今年は暖かい冬になっています。暦の上では今日から立春の魚上氷(水がぬるみ、割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃)が始まります。昨夜は協議会主催の災害図上訓練(DIG)が大内公民館であり、自治会と関係機関から69名が参加してくれました。

2019年2月 15日 旧暦 1/11

6:57

東の空が茜色に染まり山の端が少しずつ黄金に変わっていき、6時56分、太陽の頭が見え始めました。事前に撮影の場所に到着できず茜色の空の写真はまた次回持越しです。今頃は日の出時刻が60秒ずつ早くなっています。日が出る山も段段低くなっているので正確に予想できず、油断ができません。

2019年2月 16日 旧暦 1/12

6:55

曇り空でしたが、緑と赤の灯台の点滅が少し元気づけてくれました。帰り際に海鵜の集団が来てくれました。もしかして今日は飛び立ちの写真が撮れるかなあと思っていたら、ざわざわざわざわとみんなが羽ばたきを始め、少し浮き上がってからさあーっと近くの場所に移動しました。遠く高く移動の場合は助走距離も長く羽ばたきもバタバタとすごいのですが、これは次回です。

2019年2月 17日 旧暦 1/13

6:55

日曜日の所為か釣り客が2人赤灯台に陣取っていました。海鵜は、十数羽が今朝は港の中にいました。生簀を目指しているように見えます。アオサギやカモ、カモメもいます。少し赤く染まった雲があちこちに、それほど高くない位置に浮んでいました。

2019年2月 18日 旧暦 1/14

6:58

ごくうすーく雲がかかっていて、紅い真ん丸の太陽が昇るのが見えました。動画でもその様子を撮って見ました。ジーっと見ていると少しずつ地球が動いているのが感じられます。写真の方は太陽の光が灯った赤灯台にしました。帰り際、すぐ横の空き地の上空からあげ雲雀がピーチョルチュチュリーなどひっきりなしに鳴き囃して元気づけてくれました。

2019年2月 19日 旧暦 1/15

6:56

雨で東の空も厚い雲がかかって、日の出は見えませんでした。それでも、海鵜(うみう)がたくさん集めってバシャバシャやっているところに、カモメの集団が横切ったりして、海鳥の小さい楽園のようでした。今日から雨水の初候、土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)、雪がしっとりとした春の雨にかわり、大地が潤い始める頃です。暦通りかもしれません。

2019年2月 20日 旧暦 1/16

6:49

今日も雲で日の出は見えませんでした。西の空にも雲がかかり、0:54分に今年最大の大きさとなった満月(スーパームーン)が沈むのも見えませんでした。最大となった瞬間の地球と月の距離は35.7万㎞、今年最も小さくなる時の距離が40.6万㎞で、9月14日だそうです。一番遠く、小さくなった時に比べて、大きさ(視直系)は14%、明るさは30%も明るいとのことで、今夜見られるといいのですが。

2019年2月 21日 旧暦 1/17

6:49

東の空も西の空も遠くに雲があって、日の出も月の入りも見ることができませんでした。昨日より冷たい朝でしたが、堤防には写真を写す人、赤灯台に釣り客がいてすこし賑やかでした。海鵜の集団が港の入り口付近を舞って慰めてくれました。今日は9時過ぎから三本松小学校のマラソン大会があります。

2019年2月 22日 旧暦 1/18

6:49

雲が多く日の出は見えませんでしたが、西の空に十七夜(立ち待ち月)の残り月が雲を押し分けるように現れて挨拶してくれました。昨日は三本松小学校のマラソン大会で、土手を走る小学生たちを川の浅瀬に陣取った150羽ぐらいのカモがのんびりと見物していました(しているように見えました)

2019年2月 23日 旧暦 1/19

6:50

6時47分、雲の隙間からキラッと曙光が射しました。今朝は目を凝らしてどこだ、どこだと一所懸命に見ていたのですが、少し幸せな気分になれました。西の空では強い風が雲を追いやり十八日目の名もない月が残っていました。少しは見えますが、わかりましたか。風に春の兆しが感じられました。

2019年2月 24日 旧暦 1/20

6:47

今日は雨水の次候、霞始靆(かすみはじめてたなびく)で、春霞がたなびき始めるころです。朝日も少しぼやーっとした顔を伊座山のスロープから見せたのですがすぐに雲に隠れてしまいました。昨日は協議会の三本松防災訓練がひとの駅さんぼんまつで開催され、130名ぐらいの方が参加してくれました。

2019年2月 25日 旧暦 1/21

6:49

日の出前の紅く染まった東の空に南から北へ進む一条の光の帯が見えました。飛行機雲に光が当たって光っているのだと思います。動画を撮りましたがほとんど見えませんでした。目の方がはるかに性能のいいレンズです。月齢20日の半月が、虎丸さんの上に残っており、その横をアンカレッジ発→台北行きのBoeing747が飛行機雲と共に通り過ぎました。

2019年2月 26日 旧暦 1/22

6:48

日の出のころ、淡路島の空が少し明るくなりましたが太陽は見えませんでした。釣り船が2艘出港して行き、港を賑わしてくれました。近くの工事現場ではテトラポットの製作が終わり、1個4~5tの180個のだるまさんが南の空を仰ぐように並んでいます。

2019年2月 27日 旧暦 1/23

6:46

太陽と地球との距離は1億5000万㎞、月と地球の距離は38万㎞で、その比は400:1。太陽の直径は140万km、月の直径は0.35万kmでこの比も400:1。これらの比がほぼ等しいので、太陽と月の大きさがほぼ同じに見えるのだそうです。今日も太陽は見えませんでしたが、虎丸山の上に半月がかかっていました。

2019年2月 28日 旧暦 1/24

6:47

雨雲が天空全体に覆いかぶさっていて、虎丸山も頭が雲に隠されて、日の出は見えませんでした。三本松港の南に広がる海は播磨灘と呼ばれて、東は淡路島、北は本州(兵庫県)、西は小豆島、南は四国(香川、徳島)で囲まれた面積2500㎢、深さ40mの海域で、太平洋方面への出口が鳴門海峡です。