2019年3月 日の出

2019年3月 1日 旧暦 1/25

6:47

どこから出るのかなあと思いながらカメラを構えていましたが、雲があって山の端からは出ず、雲の上からの日の出になりました。はっきりと輪郭が見える紅い太陽だったので、今日は日の出を動画で撮り掲載しました。ツグミがちょんちょんと畑を探っていました。 雨水の末候の草木萠動(草木が芽吹き始める頃)です。3月が始まりました。

2019年3月 2日 旧暦 1/26

6:42

山の端が紅く染まり6時42分太陽が見え始めました。春霞のおかげで肉眼でも日の出が楽しめます。うすくなった26日目の月が残っており、動画の最期に一緒に映すことができました。見えにくいですがわかりますか。それと、太陽の上に少し離れて金色に輝く丸い大きな球が浮かんでいるのが見えます。見る角度を変えると見やすくなるかもしれません。

2019年3月 3日 旧暦 1/27

6:41

桃の節句、ひな祭りです。東かがわ市引田の古い街並みを利用した「引田ひな祭り」が開かれて賑わっています。桃は邪気を払う神聖な樹木、花として大切にされて来ています。花盛りは4月上旬だそうです。あいにくの雨模様ですが、カモメがカメラに飛び込んで来て、少し賑やかになりました。

2019年3月 4日 旧暦 1/28

6:42

雨が続いています。雲が低く垂れこめて、東の山はランプロファイヤの山だけ、一子島もうっすら、小豆島は見えず、阿讃山脈はもちろん虎丸山も形もなく、前山だけでした。沖縄タイムスが昨日海開きを報じていました。引田の海でチヌガ釣れたと大きいのを見せてもらいました

2019年3月 5日 旧暦 1/29

6:39

空には雲のかけら一つない快晴の日の出でした。カモメも遠慮してかカメラに入って来ません。地図で見ると、日の出の方向、伊座山の向こうには、鳴門海峡、淡路島、紀伊半島の和歌山市、高野山、志摩半島そして太平洋が広がっています。

2019年3月 6日 旧暦 1/30

6:38

朝靄が漂い、周辺の山々がいつもより高く、奥深く、厳かに見えました。太陽は見えませんでした。日の出の山の突端の鹿浦越岬(かぶらごしみさき)はランプロファイヤ(lamprophyre)岩脈で有名です。白色の花崗岩と黒色のランプロファイア(煌斑岩)からなる縞模様の地層は火山活動でできたとのことで、世界的にも珍しいのだそうです。その名前のお菓子も三本松で販売されています。

2019年3月 7日 旧暦 2/1

6:38

風が強く雲がちぎれてあちこちに晴れ間が見えて来ていますが、東の空の山の端にはまだ雲が残っていて日の出は見えませんでした。ランプロファイヤは白灯台の向こうの岬の先端に広がっています。この珍しい岩脈を形成する煌斑岩とは、優黒色の石基の中に角閃石や輝石などの煌めく有色鉱物が混じっている岩石のことを言うようです。

2019年3月 8日 旧暦 2/2

6:39

太陽は与治山187mの少し上の雲の上から出ました。てっぺんから出る日の出の写真を撮りたかったのですが、次のチャンスは秋になります。天空は星もなく月もなく飛行機もなく雲もなく揚雲雀もなくただただ青い空でした。

2019年3月 9日 旧暦 2/3

6:40

快晴で6時35分日の出が始まりました。定位置にはまだ遠く、着くころには半分は昇っていて眩しい撮影になりました。きりっとした冷気が身を引き締めてくれます。カモは嬉しい風景です。日本にはロシアの東部や極東部から日本海を渡って飛んでくるのだそうです。最長では日本から放鳥されたカモが4200㎞も離れた北極海の沿岸やバイカル湖の西で回収された記録がある様です。

2019年3月 10日 旧暦 2/4

6:35

北のひく~い空には紅く明るくなっているところがありましたが、東の空は雲が厚く日の出は見えませんでした。今朝の雲は形が様々です。日曜日の朝の所為か、ガタンゴトンと汽車が鉄橋を渡っている低い音とカンカンと甲高い踏切の警報が聞こえました。

2019年3月 11日 旧暦 2/5

6:36

防波堤の上で踏ん張っていないと海に落とされてしまいそうな強い風でしたが、鳥たちは風乗りを楽しんでいるようでした。日の出は少し遅れて雲の上に見えました。今日から啓蟄の次候の桃始笑(ももはじめてわらう)、桃の花が咲き始めるころです。

2019年3月 12日 旧暦 2/6

6:31

東、北は暗く厚い雲、西には薄赤く染まった軽い雲があって、ちょっと見にはどこから日が昇るのかわかりません。風も強く、動画に映り込んでいました。海鵜(うみう)が港の中で朝ご飯に余念がなく、潜って姿を隠しかと思うと、どこからともなく小魚をくわえて浮かび上がってきます。

2019年3月 13日 旧暦 2/7

6:35

風が強く雨もわずかに残っていましたが、東の空は、記憶に残る中世の天井画の世界で、空は薄く桃の花の色に縁どられた雲の浮かぶ青い空に神と天使がおわしますという、天上を思い起こさせる陽春の朝のひとときでした。海鵜は今日も食欲旺盛で港の中で潜っては採り潜っては食べ、アオサギとカモメが岸辺に立って恨めしそうにその姿を見ていました。

2019年3月 14日 旧暦 2/8

6:34

日の出の時間は6時22分ごろです。今頃は1日で1分20秒ほど早くなります。頭を出す位置も山の谷あい近くで低くなっている所為もあります。快晴でしたが、少し朝靄がかかって日の光を遮ってくれたので肉眼で楽しめました。アオサギが首をスーッと海中に伸ばしたかと思うと嘴の先で小魚が跳ねていました。ただ立っているだけではないのです。

2019年3月 15日 旧暦 2/9

6:24

紅いまるい太陽が与治山の斜面のすぐ上に姿を見せていました。写真では太陽を取り囲むようにハート形の炎が立ち上っています。ハートの形が見えると幸運が来ると姪が言っていました。鳥たちは今日も元気で、揚げ雲雀が名乗りを上げてひとしきり鳴いて姿を消しました。ホオジロが3羽桜の梢で何とか談義でしょうか、チュイチュイチュチュイ、チュイチュイチュチュイと聞こえました。

2019年3月 16日 旧暦 2/10

6:20

冷たく風もある朝で手が凍えました。阿讃の山はうすく雪化粧です。東の空は雲が厚く日の出は見えませんでしたが、西の空には晴れ間があって廻りの雲が明るくなっていました。啓蟄の末候「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」が始まります。青虫が紋白蝶になる頃、少し早い気がします。

2019年3月 17日 旧暦 2/11

6:16

春霞のかかる東の空、紅い太陽が山の端に顔を出し少しずつ尾根に沿って上って来ました。そのまま真ん丸の姿を見せてくれると思ったのですが、すぐ上に雲があってその中に飲み込まれるように隠れてしまいました。海鵜が港の外に40~50羽集まって来ました。飛び立つ時、着水する時のバサバサという羽音が聞こえます。

2019年3月 18日 旧暦 2/12

6:12

与治山からランプロファイヤ―に続く尾根がぐっと低くなって、その向こうに淡路島がうすく見えて、今日はその淡路島からの日の出になりました。紅い東の空に2本の細い白い線が並行して東へ移動していくのが見えました。Boeing787(ボンベイ⇒成田NH830)とBoeing777(上海⇒成田FX5281)のようです(Flightradar24)。海鵜は相変わらず食欲旺盛 で、船を引き上げるスロープのあたりが賑わっています。今日は三本松小学校の最後の卒業式です。

2019年3月 19日 旧暦 2/13

6:14

雨雲にすっぽり覆われています。3月中旬から4月上旬にかけて菜の花が咲くころに降る長雨を菜種梅雨と呼ぶことがあるのだそうです。菜種梅雨の入梅かもしれません。今日も港の外で海鵜の集団がバサバサと音を立ててあちこちと気ぜわしく移動していました。遠目なのですが移動すると潜っているように見えます。魚の集団を追いかけているのかもしれません。

2019年3月 20日 旧暦 2/14

6:14

日の出は見えませんでしたが朝焼けの空でした。雲の合間の紅い光のところは四角いモザイクが散りばめられたように写真には写っていました。今日から春分の初候「雀始巣(すずめはじめてすくう)」です。昼と夜が等しくなる本格的な春の始まりです。

2019年3月 21日 旧暦 2/15

6:09

日の出は見えませんでしたが朝焼けの空でした。雲の合間の紅い光のところは四角いモザイクが散りばめられたように写真には写っていました。今日から春分の初候「雀始巣(すずめはじめてすくう)」です。昼と夜が等しくなる本格的な春の始まりです。

2019年3月 22日 旧暦 2/16

6:10

日の出の兆候がまったく見られないどんよりと曇った朝でした。動画も最初はボケていてしばらくしてシャキッとしました。港の中の海鵜の食事風景は賑やかで、狭い所に十数羽が潜っては食べ潜っては食べで喧嘩も見られます。今日は三本松小学校の終業式、校旗返還式、閉校記念碑除幕式があります。

2019年3月 23日 旧暦 2/17

6:10

雲が厚かったですが、太陽が顔を出す空間が少し空いていました。4艘の漁船がドンドンドンザランザランザランとエンジン音も高く淡路島の方向に向かっていきました。寒さが戻って来て手が凍えます。9時半から三本松の14の寺社祠を巡る三本松ウォークです。~小学生と一緒に歩く~が今日のテーマです。

2019年3月 24日 旧暦 2/18

6:03

寒い朝でしたが、日の光は暖かさを増してきているように思います。月齢17.5の月が南西の空に残っていました。

2019年3月 25日 旧暦 2/19

6:08

6時5分、少し朝靄がかかって日の出が見られるか少し心配でしたが、山の端に紅い太陽の頭が見えほっとしました。今日も冷たい朝で手が凍えます。桜の開花にも影響があるのでしょうか。桜の開花予想に400℃の法則とか600℃の法則があって、それぞれ2月1日からの平均気温、最高気温の和が400℃、600℃に達したら桜が咲くのだそうです。引田地区の気象ではいずれも3月23日に達しています

2019年3月 26日 旧暦 2/20

6:04

東の空に雲が多くて太陽は見えませんでしたが、天空は雲もまばらで19日の月が南の虎丸山の真上に見えました。海鵜が魚の捕獲芸を披露してくれます。採ってもすぐには食べず少し見せびらかすように口にくわえて誇っています。人が鵜を使って魚を採ろうと考えたのは当然のことと思いました。鵜の繁殖はこのあたりに魚が増えている徴候かもしれません。今日東京から魚釣りに友人が夫婦で遊びに来ます。釣れるといいのですが。

2019年3月 27日 旧暦 2/21

6:08

霞(かすみ)がかかった快晴の朝でした。紅い太陽がランプロファイヤ―の山の端に顔を出しました。霞とは空気中の水滴や粒子によって視界が悪くなっている状態のことをいいますが気象用語ではなく、春の季語として用いられるようです。同じような現象を気象用語では靄(もや)、霧(きり)といい、視界1㎞未満を霧、視界1㎞以上10㎞未満を靄というそうです。

2019年3月 30日 旧暦 2/24

6:00

雲がすっぽり天空を覆って日の出の兆しさえ見えませんでした。日の出時刻は5時台に入ったかもしれません。カモメが宙を舞い、カラスが赤灯台の上で声を上げ、海鵜たちは港の外でのんびり浮かび、食欲旺盛な海鵜たちは港の中で朝食です。日本ではこの海鵜を訓練して長良川などの鵜飼いに使うのだそうです。ちなみに中国ではカワウを使うとのことです。

2019年3月 31日 旧暦 2/25

6:00

東南の空は雲が厚く日の出は見えませんでしたが、北西の低い空は朝の光に照らされ薄桃色の雲を楽しめました。風が強く音が動画に映っています。今日から春分の末候「雷乃声発」(かみなりすなわちこえをはっす)春の訪れを告げる雷が鳴り始めるころです。