南海トラフ巨大地震の 津波シミュレーションと 三本松の位置

津波第1波到達時間と到達場所(香川県地震・津波被害想定(津波シミュレーションCG)から) ▶四国全域 ▶東かがわ市

南海トラフ巨大地震が起こった時、三本松地区では、最大震度6強~7の地震が起こり、液状化現象の発生で地面が沈下、陥没して避難するにも非常に危険な状況になり、1時間23分後には瀬戸内海から津波が襲ってくる状況が想定されています。

このような大きな災害に私たちはどのように備えるか、起こった時はどのようにして逃げるか、直ぐには公的支援が得られない最悪のケースを想定して、この冊子にまとめました。

大規模災害が発生した時は、市や公共機関もすぐに助けに来ることができない場合があります。

大規模災害が発生した時、その時は、「自分の命は自分で守る」、「私達の地域は私達で守る」という強い気持ちを持ち、自らが行動を起こすことが大事になります。

この自助と共助の考え方と地域ぐるみの協力体制が、地域の被害を最小限に抑え、地域の防災力を高めます。

三本松は古くから三本松港を中心に活気のある街が形成され、三本松高校の移転や山の手の開発で住宅街も広がり、自治会活動や各種文化活動も継承され、盛んに行われています。

大災害が起こっても、周辺地域も含め、自治会や自主防災組織、婦人会などの地域団体や民生委員と協力し、被災者への支援、避難所運営などを役割分担しながら、公的支援が来るまで、共に助け合って生き延びて行きたいと思います。