2019年7月 日の出

2019年7月 1日 旧暦 5/29

5:09

天空を雨雲がしっかり覆い日の出は見られませんでした。雨のせいでしょうか、港には珍しくどこにも人の姿がありません。海にも漁船の姿が見えず、海面に海の模様が静かに広がっていました。耳を澄ますとエンジンの音が遠くに聞こえていました。海に模様ができる答えは見つかっていません。

2019年7月 2日 旧暦 5/30

4:58

雨雲が空全体を覆い日の出は見られませんでした。海は昨日より少しうねりが出ていました。今日から24節季「夏至」の末候「半夏生」が始まります。半夏は狐の蝋燭とか蛇の枕とも呼ばれる烏柄杓(からすびしゃく)という柄杓の形をした植物の異名で、その丸い根茎が漢方薬として鎮吐剤に使われるのだそうです。

2019年7月 3日 旧暦 6/1

4:57

雲と霧が広がっていて淡路島はもちろん小豆島や虎丸山も見えない状態で定刻の日の出は見られませんでした。それでも30分ばかりすると雲の切れ間に太陽がぼんやりとした姿を現しました。今日は新月、太陽の近くに金星、太陽、月、火星、水星という順番で星が集まっています。

2019年7月 4日 旧暦 6/2

4:55

雲が厚く日の出は見られませんでした。それでも空がだんだん明るくなって来ました。日の出時刻は、最も早かった6月13日(4時50分)の前後は1日1秒しか変化がなかったですが、21日目の今日は1日30秒近くの変化になって来ています。これから秋分の日に向かってどんどん遅くなっていきます。

2019年7月 5日 旧暦 6/3

4:57

うすい雲と霧もかかって日の出は見られませんでした。これまでより少し小さい魚の魚群(ナブラ)が波止の廻りで飛び跳ねています。しばらくして丸いと言われれば丸い光の塊が雲の向こうを見え隠れしながら昇って行きました。太陽の様な自ら光を放つ恒星は、天球に恒常的に固定された星ということから名づけられています。夜の星座はどれも恒星で太陽もどこかで星座の一つに数えられているのかもしれません。

2019年7月 6日 旧暦 6/4

4:56

淡路島はくっきりとその北端までも見えていたのですがその向こうに雲がしっかりあって日の出は見られませんでした。風が強く大気が澄んでいる所為でしょうか、小豆島は白い背景に濃淡の異なる2枚、3枚の紺のシルエットの重なりでスッキリ見えていました。カモメの一団が前を通り過ぎていきました。

2019年7月 7日 旧暦 6/5

5:11

雲に隠れた淡路島の少し上に横長の雲の切れ間があって紅く輝く太陽が姿を現しました。切れ間は太陽1個分ぐらいで出るとすぐ雲の中に入っていきました。雲に隠れる太陽の動画も掲載しました。今日は七夕、小暑の初候「温風至」(あつかぜいたる)が始まります。夜明け頃の朝はまだひやーっとしています。梅雨明けも間近でしょうか。

2019年7月 8日 旧暦 6/6

5:01

霞があって今日も難しいかなあと思いながら周辺の様子を動画に撮り終えた頃、霞の向こうにうすく紅い太陽が昇って来ていました。南寄りの風が吹く少し肌寒い朝です。昨夜は七夕の星座が綺麗に見えました。星座ではベガが一番明るくてアルタイル、デネブの順番ですが、実際の明るさはデネブが一番明るいのだそうです。デネブは宇宙のずーっと遠くにあって、夜は白鳥が織姫と彦星を見守っているようです。CX881が飛行機雲を残しながら南西に飛んで行きました。

2019年7月 9日 旧暦 6/7

5:33

雲が厚く日の出は見られませんでした。港の中を2羽のシラサギが声をかけながらもつれあいながら飛んで行きました。海面には青く空の晴れ間が映っていて虎丸山らしい影も見えます。雲の切れ間から太陽が出てきました。帰り際、雨がパラパラしだしたかと思うと西の空に虹が見えました。

2019年7月 10日 旧暦 6/8

5:01

地平線とほぼ同じ高さに雲の切れ間があってそこから太陽が姿を見せました。5時1分でした。切れ間は狭く太陽はすぐに隠れてしまいましたが、その上にも別の切れ間があって2回目の日の出が見られました。その上は厚い雲でしたが、再び隠れる直前に、雲の隙間から太陽の目と口が見えました。ニコニコ笑っているようでした。明日からしばらくお休みします。20日から再開の予定です。

2019年7月 20日 旧暦 6/18

5:07

10日ぶりの三本松港でしたが空全体に雲が厚く日の出は見られませんでした。台風の影響もあって全線がしっかり居座り梅雨明けは遅れそうです。今日は夏の土用の入り、立秋(8/8)の前の18日間の初日です。例年なら猛暑が続き稲の花が盛るころですが、今年は雨が多く米の不作を釣り人が心配していました。ちなみに土用の丑の日は7月27日です。

2019年7月 21日 旧暦 6/19

5:08

種類の違う雲が二重三重に掛かっていて淡路島も日の出も見られませんでした。蝉が賑やかです。クマゼミです。蝉は樹木に産卵して翌年孵化した成虫が土に潜って樹液を餌にして何年も過ごし成虫になるのだそうです。木の根は生まれた年の異なる蝉の幼虫たちの学校になっているのかもしれません。

2019年7月 22日 旧暦 6/20

5:18

淡路島は見えているのにその向こうに雲があって日の出は見られませんでした。港に釣り人はなく漁船が大きなエンジン音をたてて出港して行きました。日の出が見られないので日の出時刻、日の出の位置が特定できません。それでも昨日と今日では、計算上、日の出時刻は40秒遅くなり、方位は0.24度ずつ南寄りに変わっています。赤道付近では日の出時刻の変化は3秒と小さいようですが、方位は同じように変化しているようです。

2019年7月 23日 旧暦 6/21

5:39

淡路島のだいぶ上の雲の隙間からぼんやり太陽が昇って行くのが見えました。一旦、雲に隠れた後、雲の山脈のてっぺんに姿を見せました。防波堤のすぐ近くの青い海を深く茶色いイワシの群れが移動していきました。今日から「大書」本格的な夏の始まりです。

2019年7月 24日 旧暦 6/22

5:23

地平線あたりは雲が重く梅雨状態ですが、天空には晴れ間があって梅雨明けの様相です。暑い夏がそろそろ始まりそうです。昨日から始まっている「大暑」、その初候「桐始結花」は、桐が5月頃に咲く花のつぼみをこの時期につけ始めるという意味だそうです。

2019年7月 25日 旧暦 6/23

5:01

雲が厚く淡路島も日の出も見られませんでしたが、今朝の朝焼けは格別に美しく綺麗に見えました。時々刻々変化する雲と光による圧巻のショータイムでした。天頂付近に雲に見え隠れする下弦の月を見つけました。月は太陽と異なり少し気まぐれなところがある様に思います。蝉が今日も元気です。

2019年7月 26日 旧暦 6/24

5:24

霞の向こうを見え隠れしながら紅い太陽が昇って来ました。天頂には下弦の月が今日ははっきり見えました。動画では紅い太陽が黄色く変化するところが映っています。試験場の屋根の上でアオサギとカラスのツーショットが撮れました。このあと、別のアオサギが2羽近くを通り過ぎようとしたとき、止まっているアオサギが飛んでいる方にギャーギャーと声をかけ、一緒になって飛んで行きました。

2019年7月 27日 旧暦 6/25

5:10

雨が上がって、一子島の左手向こうに「今日はここから?」と思わせるような明るくなった雲の晴れ間が見られましたが、日の出は見られませんでした。今日は三本松の防災まち歩きです。台風の雨が心配されましたが、大丈夫のようです。

2019年7月 28日 旧暦 6/26

5:32

白い雲が水平線にあって定刻の日の出は見られませんでした。港にヨットが1艘泊っていました。イワシの群れも飛び跳ねていました。帰る途中に紅い太陽が雲に見え隠れしながら昇って行くのが見られました。今日から大暑の次候「土潤溽暑」が始まります。蒸し暑い夏の真っ盛りです。

2019年7月 29日 旧暦 6/27

5:10

霧と白い雲に覆われて日の出は見られませんでした。近くの島々も少しぼやけています。二十六夜の月が白灯台の上に残っていました。夕方に見える三日月とはちょうど逆の形、逆の時間になります。三日月は英語でcrescent、フランス語でcroissant(クロワッサン)です。三本松にはクロワッサンの美味しいお菓子屋さん(ルトロヴァイユ)があります。

2019年7月 30日 旧暦 6/28

5:26

水平線にたなびく霞の上の雲間を太陽が見え隠れしながら昇って行くのが見えました。今朝は太陽の近くに水星、金星、月、火星が集まっているようです。木星は昨夜さそり座の近くに輝いていました。そういえば、木星と土星は水素とヘリウムからできているガス惑星なのだそうです。タコ釣りの人が、最近タコが釣れなくなったと言っていました。タコ釣りもそろそろ終わりのようです。

2019年7月 31日 旧暦 6/29

5:25

雲の切れ間から太陽がひょっこり姿を見せました。今日も暑い一日になりそうです。昨日、とらまる人形劇場でスペインの人形劇団「エル パティオ」による、“リサイクルショップに出された人形” の少し切ない物語を見ました。粘土でできた二つの小さい頭と演者二人の手、小道具と音楽の世界を、皆さん乗りだすように見ていました。後ろ向きで正座をする女性演者の姿と時々手の甲で人形の頭を撫でるしぐさが印象に残りました。