2021年1月 日の出

2021年1月 1日 旧暦 11/18

7:18

7時18分12秒、大麻山の南寄りの斜面から初日が昇って来ました。北寄りの風が強く播磨灘には白波が立っています。初日の出の客が7~8名、思い思いの場所でご来光に手を合わせていました。北山の上に十六日の月が残っていました。

旧三本松小学校の樹木は初日に照らされた玄関のクスノキとヤマモモ、もう一枚は松並木です。フェニックスの向こうに小さく虎丸さんが見えました。

2021年1月 2日 旧暦 11/19

7:18

東の空が赤く染まり、太陽が雲に見え隠れしながら昇って来ました。日の出客も2~3人で、港は静かです。天空の雲の上を7G72(北九州→羽田、A320)が心地よいエンジン音を立てながら東に向かっているようです。

旧三本松小学校のイチョウの木のてっぺんにジョウビタキらしい鳥たちが留まっていました。中庭にある月桂樹では春に向けてつぼみが少しずつ大きくなっています。

2021年1月 3日 旧暦 11/20

7:22

残月はくっきり見えましたが、太陽は見えませんでした。

旧三本松小学校の樹木はシャリンバイの実です。

2021年1月 4日 旧暦 11/21

7:20

大麻山の上空が明るくなり日の出の様相です。冬至を境に日の出位置は少しずつ北に移動してほぼ大麻山の頂上付近まで来ています。日の出時刻も3~4日で最も遅い時刻になります。

樹木は三本松公園の三本の松です。花は三本松小学校の中庭の花壇のパンジーです。10月中旬に植えたパンジーがまだ小さいのに寒い中少しずつ花を付けています。

2021年1月 5日 旧暦 11/22

7:20

空全体が雲に覆われて太陽は雲の向こうです。港では白鷺が毎日同じ場所で首を傾げ、抜き足差し足して獲物を狙っています。今朝は川鵜の5~6羽も港の中で素潜りを頑張っていました。

旧三本松小学校の樹木は、冬のチシャノキ(萵苣の木)です。葉はほとんどありません。もう一つはオリーブの実です。常緑の葉の中にまだ数個実が残っていました。

2021年1月 6日 旧暦 11/23

7:20

輪郭のはっきりしない太陽が昇って来ました。少し靄がかかっています。十数羽の鵜の群れが東に向かっています。港には生簀が集まっていました。

今日の樹木は三本松公園のヤマモモと桜です。公園は二つに分かれていて、ヤマモモは東、桜は西側にあります。

2021年1月 7日 旧暦 11/24

7:41

大麻山の向こうに厚い雲があって、定刻から20分遅れで雲の上に太陽が姿を現しました。虎丸さんのほぼ真上に二十三日の月が残っていました。

今日の樹木はタダノの試験所の道沿いに植えられている桜です。旧三本松小学校にはいつものジョウビタキが保井コノさんの像の近くで山茶花に飛びつく動作を繰り返していました。降りた時に鳴き声ではないカクカクという音を立てています。

2021年1月 8日 旧暦 11/25

7:17

7時19分37秒、大麻山の頂上から少し北にずれたところに頭を出しました。燃えるような空です。ここも珍しくマイナス3℃で阿讃の山は軽く雪化粧です。

旧三本松小学校の樹木は葉の落ちた百日紅で実がたくさん付いていました。職員室の南側にサルビアの赤い花が咲いていました。ジョウビタキのカクカクという音は首を前に倒す時にでる音のようです。

2021年1月 9日 旧暦 11/26

7:19

山の端がほんのり紅くなり太陽が昇って来ました。播磨灘には曙色の雲が数珠繋ぎで小豆島を超えて北山の方に延びています。港の中は生簀で賑やかです。

旧三本松小学校のビオトープにも厚い氷が張っていました。

2021年1月 10日 旧暦 11/27

7:19

金色に輝く雲がぽつぽつ浮かぶ空に太陽が昇って来ました。逆三日月が久しぶりの太陽との2ショットです(残念ながら写っていませんでした)。港の生簀で作業員が給餌の作業か1人で黙々とこなしています。

旧三本松小学校の樹木は冬のハクモクレンです。芽が大きくなっています。南棟の南の庭が白のガザニアで少し賑やかです。

2021年1月 11日 旧暦 11/28

7:20

雲があって定刻になっても太陽は姿を見せませんでした。港では色とりどりの防寒作業着を着た6~7人が生簀を囲んで出荷準備らしい作業が始まっています。釣り客は4~5人があちこちで釣り糸を垂れていました

昨日降った雪の名残か旧三本松小学校の運動場が白くなっています。ビオトープの氷は5㎝くらいの厚さです。南棟の南のボランティアの庭にキバナセンニチコウが紅い苞葉の先に黄色い小さい花を付けていました。

2021年1月 12日 旧暦 11/29

7:23

雨です。港のすぐ外に川鵜が40~50羽群がって離水着水を楽しんでいました。

旧三本松小学校の樹木は少し芽が膨らみつつあるモミジです。北棟の北ではアメリカセンダングサがくっ付く相手を狙っています。

2021年1月 13日 旧暦 12/1

7:19

紅い太陽が大麻山山頂から少し北の低い尾根から出て来ました。港では生簀の魚の出荷作業が始まり威勢のいい声が聞こえていました。

樹木は旧三本松小学校のツバキで蕾がだいぶ膨らんでいます。花はヨモギの仲間(ヒメムカシヨモギ?)の枯花です。

2021年1月 14日 旧暦 12/2

7:19

大麻山の山の端を舐めるように太陽が出て来ました。播磨灘も少し紅く染まっていました。今日も6~7人が生簀の作業で忙しそうです。

樹木は旧三本松小学校の北棟の北の雑木林の中の2本です。種類の異なる2本の木がぴったしくっついて育って来ています。葉っぱがないので種類が特定できませんが、調べてみます。西門のウバメガシがたくさんの実を落としていました。

2021年1月 15日 旧暦 12/3

7:17

満天に雲一つない朝です。大麻山に太陽が昇って来ました。少し靄がかかり、淡路島、小豆島は見えません。

樹木は旧三本松小学校の冬のアメリカスモモです。昨日の2本の木のうちのまっすぐに伸びた1本はイチョウでした。花はマリーゴールドです。寒さで傷んでいますが、冬の庭を明るくしてくれています。

2021年1月 16日 旧暦 12/4

7:18

大麻山と雲のわずかな隙間にしばらく顔を見せてくれました。潮がかなり引いていて赤灯台の防波堤の裾が見えています。

樹木は旧三本松小学校西門の杉です。冬でも緑です。センダンの芽が膨らんでいました。

2021年1月 17日 旧暦 12/5

7:25

定刻から遅れて雲の晴れ間に日矢を飛ばしながらしばらく顔を見せました。日曜日の所為か、子供連れや若い釣り客が港のあちこちで糸を垂れています。FX5170(上海→関空、Boeing777)が三本松港の真上を大きいお腹を見せながら関空に向かって高度を下げて行きました。

樹木は旧三本松小学校の冬のカイヅカイブキです。ところどころにトゲトゲの新芽が出ていました。

2021年1月 18日 旧暦 12/6

7:16

太陽が山の端に顔を出すと黄色い光線が飛んできて顔が暖かくなりました。周辺の島々、山々、家々、港の生簀や船も何もかもが全身に光を浴びています。

樹木は旧三本松小学校のサザンカ(山茶花)です。秋ごろから長く花が続いています。椿と山茶花は見分けがつきにくく、一番の診断方法は、花全体が落ちるのが椿、花びらが落ちるのが山茶花です。

2021年1月 19日 旧暦 12/7

7:17

太陽が昇って来ました。稜線は紅く染まり、頭上の雲は金色に輝いています。西風が強く、海は少しうねっています。釣り人は一人。風の音が動画の中で賑やかです。CI5255(アンカレッジ→台北、Boeing747)が阿讃山脈の上を西へ遠ざかっていきました。

樹木は旧三本松小学校のユチャ(油茶、オレイフェラ、Camellia oleifera)です。椿の仲間で保井コノ先生の銅像の近くで白い花を咲かせています。サザンカの赤と仲良く冬の庭に彩りを添えています。

2021年1月 20日 旧暦 12/8

7:16

山と雲の間に太陽が姿を現しました。海は少しうねりがあります。南から伸びた黒雲が頭上を覆い、紅く照らされた里山や防波堤、建物が不気味の様相です。太陽はひときわ激しく光を放って雲に隠れて行きました。

樹木は葉が枯れてもくっついたままの木で、葉の形も似ていてどれもクヌギの仲間と考えます。花は、白い花をつけた椿です。昨日の油茶と少し異なっています。これも保井コノ先生の銅像の近くです。

2021年1月 21日 旧暦 12/9

7:15

雲一つない晴天の朝です。東の空が紅く染まってきました。水平線に靄があって淡路島や小豆島は見えません。

海から旧小学校に続く道の正面に虎丸さんが見えます。玄関のサザンカの生垣で小さい鳥(メジロ?)が花をついばんでいるようです。中庭の欅が日に照らされ、花壇のパンジーが少しずつ大きくなっています。

2021年1月 22日 旧暦 12/10

7:20

雨が降っていました。人の気配を感じてか鴨が四羽、鵜が一羽、港の奥に遠ざかって行きました。釣り人も見えません。

旧三本松小学校のサルスベリの幹が根元の近くでいったん分かれてまたくっ付いて一本の枝になっています。相生の百日紅です。人のようにも見えます。

2021年1月 24日 旧暦 12/12

7:21

今朝も雨です。3日連続の雨の朝です。雲が重くのしかかって気配も感じられません。二十四節季は「大寒」に入りしばらく寒い日が続きそうです。

旧三本松小学校の葉を落としたイチョウの芽が少し膨らんでいるように見えました。

2021年1月 25日 旧暦 12/13

7:18

雨が上がり山の端と雲の間に輪郭が少しぼやけた太陽が昇って来ました。雲は南の阿讃山脈の方から伸びて小豆島あたりまで達していました。港では生簀の作業が始まっています。

旧三本松小学校のキミガヨランの子供が親株を取り巻くようにいくつも芽を出していました。地下茎で繋がっているようです。

2021年1月 26日 旧暦 12/14

7:13

撮影の定位置に着く前に太陽が頭を出しました。港では生簀の作業が始まり、人のいない生簀では鵜が大きな魚を咥えて羽をバタバタさせています。

旧三本松小学校では紫陽花が緑の芽を出し始めていました。南棟の東側ではソテツが大きな赤い実を付けていました。ソテツの実はサイカシンという毒素が含まれていてそのままでは食べられません。奄美地方では2週間をかけてサイカシンを水で洗い流すなどの作業をして食べるのだそうです。

2021年1月 27日 旧暦 12/15

7:47

雲があって日の出は見られませんでしたが、旧三本松小学校の欅の向こうに定刻から30分余り遅れて太陽が姿を現しました。

旧三本松小学校の植物は、ソテツの下にあったソテツの葉のような形の植物です。葉か花かもわかりません。

2021年1月 28日 旧暦 12/16

7:20

定刻から少し遅れて雲の上にぼんやりとした太陽が出て来ました。釣り人は1人、赤灯台の波止に見えます。

今朝の植物は、保井コノ先生の像の向こうの椿です。つぼみが少し赤く色づいてきました。もう少しです。

2021年1月 29日 旧暦 12/17

7:12

今朝も定位置に着く前に太陽が昇って来ました。波止の上は冷たい北風が強く吹き里山は雪景色です。イソヒヨドリが波止の淵にとまって尾っぽを跳ね上げるしぐさをしています。カモメが風に押されるようにすぐ近くを通り過ぎて行きました。

今朝の植物は、南棟の南の花壇のホトケノザ(仏の座、シソ科)で紫色の小さい花を付けています。春の七草の仏の座とは異なり食べられません。春の七草の仏の座はコオニタビラコ(小鬼田平子、キク科)と言い黄色い花を付けています。

2021年1月 30日 旧暦 12/18

7:11

7時11分11秒、山の端から太陽が頭を出しました。西の空には十六日の月が山に近づいています。日の出を見に来られた方や生簀の方で港は寒い中でも賑やかです。2㎝くらいの霜柱がテトラポットを作る埋め立て地の隅にできていました。

蠟梅が小学校の向いのお家で真っ盛りです。

2021年1月 31日 旧暦 12/19

7:16

風に翻弄される雲に見えては隠れしながら太陽が昇って来ました。日曜日で釣り客はあちこちに数名ほど、生簀の作業はお休みのようです。港の向こう岸に漁に使う網が所狭しと拡げられています。

旧三本松小学校の中庭の温室の前で、ユキヤナギ(雪柳、Spiraea thunbergii、バラ科)が白く小さな花をつけ始めています。