2020年6月 1日 旧暦 4/10
雲の隙間から太陽が顔を見せ、あちこちから零れ落ちる光が海面に帯状に反射して少し不思議な光景です。「小満」の末候「麦秋至」が始まっています。麦の穂が実り至るところ秋の風情です。
旧三本松小学校の樹木は「ギンバイカ(銀梅花)」です。南棟の南側の再開の庭にあります。地中海原産で、夏に白い花と晩秋には黒い実ができるそうで確かめてみます。花は「アリッサム」です。南棟の南の花壇にあります。見た目よりかなり頑丈です。
2020年6月 2日 旧暦 4/11
黒い雲の中から紅い太陽が浮かび上がって来ました。雲の形に合わせて海面に光の模様ができています。港の中は釣り客もまばらで、小さいサバの群れに邪魔されて困っていました。早朝マラソンを楽しむ人もぽつぽついます。
旧三本松小学校の樹木は「トベラ(扉)」です。常緑低木で、保井コノ先生の銅像の前にあります。5月初旬には白い花を付けていて、今は丸い実が付いています。花は「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」です。中庭の北側の珊瑚樹の北側です。有毒植物で、果実がブルーベリーと間違えられたこともある様です。雑草として生えたのでしょう。抜いておく方がいいようです。
2020年6月 3日 旧暦 4/12
水平線に漂う雲のような濃い霞の中から紅い太陽が出てきました。海に朝焼けが写っています。釣り客は少し太ったアジを釣り上げご満悦です。
旧三本松小学校の樹木は「五葉松」です。卒業の記念樹のようで、南棟の南、「水市営ゆかりのナツメ」と一緒の花壇にあります。花は「クスノキ」です。小さい黄緑色の花です。もう茶色くなったのもあります。
2020年6月 4日 旧暦 4/13
水平線は雲に覆われて太陽は姿を見せませんでした。鵜がいつものように2羽でも編隊を汲んでまっしぐらに目的地を目指しています。釣り客は赤灯台と一文字と港の中に一人ずつです。引き潮で海面が遠く水を汲むのも怖そうです。
旧三本松小学校の樹木は「ヒイラギ(柊)」です。再開の庭にあります。花は「アジサイ」です。中庭にようやく咲き始めましsた。
2020年6月 5日 旧暦 4/14
霞が濃く水平線の上の方に太陽の形がぼんやり見えてきました。起重機船のくるしま10号が白灯台の向こうに停泊しています。テトラポットの移動と設置があるのかもしれません。
旧三本松小学校の樹木は「ツクバネウツギ(衝羽根空木)」です。正面玄関通路左手のクスノキの下にあります。小さい花が咲きます。花は「チガヤ(茅)」です。イネ科の植物で白い花穂をつけています。根は茅根と呼ばれ生薬に用いられた地、人間の生活と関わりの深い植物です。
2020年6月 6日 旧暦 4/15
雲が濃く島々はほとんど見えません。20人近くの釣り客が港のあちこちで陣取っています。時間帯が悪いのかどこもあたりは少なそうです。昨日から24節季の「芒種」が始まっています。稲や麦など穂の出る植物の種をまく時期です。
旧三本松小学校の樹木は「カイヅカイブキ(貝塚伊吹)」です。中国原産で排ガスに強く、校舎や運動場の周り、道沿いに植えられています。花は「待宵草」です。北棟の北側やプールの近くなどにあります。いろいろな種類があって月見草も仲間です。
2020年6月 8日 旧暦 4/17
雲に邪魔されながら太陽が昇ってきました。CX881(LosAngels→ホンコン、A350)が、東の空で太陽と、西の空で月とコラボです。72候は「蟷螂生」が始まっています。昨日、車の中に侵入した生まれたばかりのカマキリが豆乳のストローの口に上ってしばらくお預けになりました。
旧三本松小学校の樹木は「ツゲ(黄楊)」です。日本固有種で、万葉集にも「黄楊の小櫛」が詠われています。花は「アナカリス(オオカナダモ)」です。中庭のビオトープに小さく白い花がぽつんぽつんと咲いていました。
2020年6月 9日 旧暦 4/18
雲はありましたが何とか紅く丸い姿を見せてくれました。日が昇り、水平線付近の海と空の色が同じになり遠くの船が宙に浮いている様に見えました。釣りは不良ながらもアジやコノシロの瞬時の到来に忙しそうです。
旧三本松小学校の樹木は「アメリカスモモ」です。東の道路際の花壇ですが、あまり元気がありません。日本原産のスモモがアメリカにわたり品種改良され日本に輸入されたようです。花は「ポピー」です。南棟の南の花壇で、これから咲きそろいそうです。
2020年6月 10日 旧暦 4/19
黒い雲の裂け目からマグマが今にも噴出してきそうです。南東のやや暖かい風が吹いて、空も海も少し荒れ模様です。釣り客はまだ見えません。今日から「芒種」の次候「腐草為螢」が始まります。蛍が舞い始める頃です
旧三本松小学校の樹木は「ヤツデ(八つ手」です。中庭の南棟よりの庭にあります。葉は乾燥させて生薬に用いられ、殺虫剤にも用いられたこともるようです。花は「バーベナ(美女桜)」です。北棟の運動場側の花壇にありました。
2020年6月 12日 旧暦 4/21
霧が当たり全体を包み一子島はじめ島々は全く見えず、虎丸さんもぼんやりです。草むらのクモの巣に霧の水滴がついて丸見えになっていました。雨が上がり釣り客も少しずつ出勤の様子です。藤井さんが、かかった蛸が岸壁に吸い付いて糸を切らざるを得なかった昨日の武勇伝を話してくれました。
旧三本松小学校の樹木は「アラカシ(粗樫」です。まだ小さいですが、正門通路右の安井コノ博士像の横にあります。花は「ナスタチウム」です。中庭の花壇にありました。
2020年6月 13日 旧暦 4/22
濃い鈍色の雲の中に曙色の線や白の塊が所々にあって雲の表情も様々です。土曜日のせいか遠来の釣り客やヨットも3艘来てくれて港も少し賑やかです。
旧三本松小学校の樹木は「キミガヨラン(君が代蘭、Yucca gloriosa)」です。南棟の南、東の道路際の花壇にあります。花は「カボチャ」です。実を付けているのもあります。北棟北側の菜園の中です。
2020年6月 14日 旧暦 4/23
雨雲があたりを覆って日の出の気配はありません。明け方の急の雨でも赤灯台には5~6人の釣り客が陣取り、こちらにはずぶ濡れの釣り客もいます。遠来のヨットが今朝は4艘になっていました
旧三本松小学校の樹木は「ビワ(枇杷)」です。北棟の北の樹木だまりの一角にあります。高木に囲まれているせいか実は付けていません。花は「アベリア(ハナツクバネウツギ、花衝羽根空木)」です。南棟の西、運動場との境界の花壇です。蛇を見つけました。
2020年6月 15日 旧暦 4/24
太陽は見えなくても空はあちこちで日の出の様相です。釣り客は3人、サビキ釣り、たこ釣り、ルアー釣りで様々ですが、釣果は皆さん今一つのようです。南の四国山脈の上空をNH968(上海→羽田、Boeing787 Dreamlinar)が、そのあとすぐ、JL30(デリー→羽田、Boeing787 Dreamlinar)が2本の平行のジェット雲を残して行きました。
旧三本松小学校の樹木は「ザクロ(柘榴)」です。西門の入り口の花壇の中です。中東原産で、ギリシャ神話にも出てきます。花も「ザクロ(柘榴)」です。もう終わりかけの赤い花が付いています。
2020年6月 16日 旧暦 4/25
うろこ状の雲が天頂あたりまで曙色に染まり、日の出を期待しましたが、淡路島には厚い雲があって、日の出は見られませんでした。ここ数日雲が多く、今年は日の出時刻が最も早い日の出の写真は撮れませんでした。昨年はちなみに4時50分50秒でした。
旧三本松小学校の樹木は「サザンカ(山茶花)」です。正門を入って正面通路の右の花壇の中です。花は5月22日撮影ですが、同じ場所の「ハクチョウゲ(白丁花、Serissa japonica)」です。白い丁字型の小さい花がたくさんついています。
2020年6月 17日 旧暦 4/26
4時50分53秒、淡路島の山の端から太陽が昇ってきました。日の出です。4時半過ぎには空全体が紅く燃えるように染まり、今朝も日の出を迎えることができる歓喜の様相がありました。
旧三本松小学校の樹木は「カナメモチ」の仲間です。レッドロビンかオオカナメモチと推測されます。南棟の南の花壇に並んでいます。花は「キクイモモドキ(菊芋擬き)」です。北棟の西側の運動場沿いの花壇に黄色い花が少しずつ咲いています。
2020年6月 18日 旧暦 4/27
空も海も灰色のグラデュエーションです。遠く水平線に小舟が数艘並んでいます。釣り客はポツンぽつん、外海の水面近くで小魚たちの銀鱗が光っています。イワシの大群が乱舞しているようです。「芒種」の末候「梅子黄」が始まっています。
旧三本松小学校の樹木は「ヒイラギナンテン(柊南天、マホニア)」です。中庭の赤沢正寛翁記念の庭にあります。花は「ニチニチソウ(日日草)」です。北棟の南側の花壇に白や桃色の花が咲き始めています。
2020年6月 20日 旧暦 4/29
海と雲の間の明るい空に太陽が出てきました。釣り人は港の内外でざっと20人、土曜の朝を楽しんでいます。
旧三本松小学校の樹木は「マサキ(正木)」です。正門を入って正面通路の右の花壇で、小さい花(集散花序)も付けています。花は「ヘラバヒメジョオン(箆葉姫女苑」です。中庭やあちこちに咲いています。
2020年6月 21日 旧暦 5/1
一子島と二子島のちょうど真ん中、淡路島も北部の少し平らに続く丘陵地からの日の出です。今日は夏至、ここが太陽が昇る位置の最北端です。明日からまた南に移動します。日の出時刻は4時51分50秒くらい。少し、遅くなってきています。
旧三本松小学校の樹木は「サツキ(皐月)」です。南棟の南の再開の庭の花壇に並んでいます。花は「キョウチクトウ(夾竹桃)」です。北棟の北側の菜園沿いにあります。花は始まったばかりです。
2020年6月 22日 旧暦 5/2
雲間から光がこぼれて海面を照らしています。西風に促されたしんがりの雲が三本松の上空にさしかかり、西半分は雲の無い快晴の空が広がってます。白灯台の周りはしっかりとテトラポットで固められ、修復工事は終わったようです。
旧三本松小学校の樹木は「エノキ(榎)」です。南棟の南の再開の庭の花壇に苗が植わっています。葉の上にカマキリの子供がいました。花は「コスモス(秋桜)」です。北棟の西側の花壇で今季最初の開花です。
2020年6月 23日 旧暦 5/3
水平線にかかる雲の上からゆっくりと太陽が出てきました。周囲の島や山の端はどこもうすい曙色で、会う人は皆さんにこやかです。近くの三本松公園のヤマモモが食べごろです。赤く熟した実が増えてきました。
旧三本松小学校の樹木は「ユキヤナギ(雪柳)」です。バラ科の落葉低木で日本原産です。中央の花壇の温室の前にあります。花は「トウモロコシ(玉蜀黍)」です。北棟の北の菜園で雄花が開花していますが、雌花は?。
2020年6月 24日 旧暦 5/4
紅い太陽が淡路島の山の端に出てきました。紅い太陽はエネルギーを吸い取られているようで、全容を見せてもまだ海面に反射する光は見えませんでした。風もなく穏やかです。AF292(パリ→関空、Boeing787)が北から現れ、関空に向かって高度を下げていきました。
旧三本松小学校の樹木は「アカメガシワ(赤芽槲)」です。落葉高木とありますが、未だ、小さい木です。南棟の南の花壇にあります。花は「チシャノキ(萵苣の木、カキノキダマシ)」です。南棟の南の再会の庭に咲き始めました。いい香りもあります。
2020年6月 25日 旧暦 5/5
太陽は厚い雲の壁の向こうです。西の雲が曙色に染まっています。釣り人はここと向こうの波止の2人です。釣り客が「降る降る言よるのに降らんなあ」と言いながら帰っていきました。雨が期待されます。
旧三本松小学校の樹木は「ボタンクサギ(牡丹臭木)」です。落葉低木で枝葉に独特のにおいがあるようです。職員室の南側の花壇です。花も「ボタンクサギ(牡丹臭木)」です。まだツボミです。花が咲いたらまた掲載します。
2020年6月 26日 旧暦 5/6
雲の切れ間に紅い太陽が顔を見せ、見え隠れしながら昇って行きました。釣り客はまばらです。タコ釣り客がこの後、1匹釣り上げました。
旧三本松小学校の樹木は「メギ(目木)」です。落葉低木で、棘があり、別名「コトリトマラズ」と言われています。茎を煎じて洗顔薬に利用されていたそうです。再開の庭の南側です。花は「アガパンサス(ムラサキクンシラン、紫君子蘭)」です。中庭にあります。写真の焦点が少しずれていました。
2020年6月 27日 旧暦 5/7
雲に包まれた淡路島の山の端が赤くなって紅い太陽が姿を見せました。赤灯台や港の廻りで7~8人が糸を垂れています。タコ釣りも少し良くなっているのか、竿がしなり形のいいたこが上がってきました。
旧三本松小学校の樹木は「センダン(栴檀)」です。落葉高木で、西門の花壇にありますがまだ若木です。花は「ゴーヤ」です。南棟の南の花壇に理科室の日よけで植えられています。「夏至」の次候「菖蒲華」が始まっています。ボランティアの庭の菖蒲は、今年は無理のようです。来年を期待します。
2020年6月 29日 旧暦 5/9
朝もやの海に紅く丸い太陽が昇ってきました。日の出です。光はほとんどなく海面の光の帯も見えませんが、港の建物のガラスに反射した太陽の光が海面を照らしていました。
旧三本松小学校の樹木は「マグワ(真桑)」です。正門の正面通路の左の花壇の中に1mぐらいの小さい苗が育っています。花は「シロタエギク(白妙菊、ダスティーミラー)」です。地中海原産の多年草で、ようやく黄色い花をつけました。南棟の南の庭です。