2020年5月 日の出

2020年5月 30日 旧暦 4/8

4:54

淡路島のすぐ上の雲が紅く丸く染まりその中に太陽がゆっくり昇って来ました。水平線や山の端はぐるりと薄い曙色です。20人弱の釣り人は成果が上がっているようです。

旧三本松小学校の樹木は「カラタネオタガマ(唐種招霊)」です。南棟の南側の再開の庭にあります。花は「ドクダミ(蕺草)」です。中庭にあります。白い花がつき、開花期の茎葉を日干ししたもの民間薬として用いられてきました。生葉も概要の薬草として利用されるようです。

2020年5月 29日 旧暦 4/7

4:56

大きい紅い太陽が淡路島の上に出てきました。寒く空気が澄んでいて淡路島の北端が一子島の裏まで延びているのがわかります。日の出時間は4時55分です。6/14か6/15に最も早く4時50分になります。

旧三本松小学校の樹木は「ハクモクレン(白木蓮)」です。南棟の南側の再開の庭にあります。花は「ナンテン(南天)」です。中庭にあります。白い小さな花がたくさんついています。

2020年5月 28日 旧暦 4/6

4:59

淡路島のてっぺん付近が少し紅くなりましたが太陽の姿は見えませんでした。雲が東から西へ長く繋がっています。釣り人は13人くらいが港のあちこちに陣取り、漁師は船で出港の準備です。

旧三本松小学校の樹木は「サルスベリ(百日紅)」です。東の道路際の花壇にあります。花は再び「つつじ」です。正門の両脇の花壇に満開です。

2020年5月 27日 旧暦 4/5

4:59

水平線に残る厚い雨雲のかなり上の方が明るくなってきています。漁船が5艘同じ方向を目指して出港して行きました。港はいつものメンバーが今日は釣れんと言いながら楽しんでいます。虎丸には霧がかかり、だいぶ経ってから雲が割れて太陽が少し顔を見せました。

旧三本松小学校の樹木は「チシャノキ(萵苣の木)」です。再開の庭に立つ落葉高木で、枯れたのかと思っていると急に芽を吹き始めました。柿の木に似ていることから「カキノキダマシ」とも呼ばれています。花は「ネズミモチ」の花です。。枝先に円錐状に白い花がたくさんついています。職員室の南側です。

2020年5月 26日 旧暦 4/4

4:59

水平線は均一の雲でしたが、少し北寄りの一子島の上空が明るくなって来ました。港は、鵜もカモメもアオサギも見えず、釣り人たちで少し賑やかです。今日から「小満」の次候「紅花栄」が始まります。紅花は古代から染料として重用されていた植物です。

旧三本松小学校の樹木は「杉」です。北棟の西北側にあります。正確な名前がわかりませんが、カラスがてっぺんに巣を作っていました。花は「オリーブ」です。白い小さな花がたくさんついています。北棟の北東側の角です。

2020年5月 25日 旧暦 4/3

4:57

ベールのような雲が幾重にも折り重なった空に太陽が出てきました。風もなく穏やかな朝です。網を積んだ漁船が出港して行きました。空には飛行機雲が二つ、NH968(上海浦東→羽田、Boeing777)とCZ5226(関空→中国、Boeing777)、久しぶりに空も賑やかです。

旧三本松小学校の樹木は「オリーブ」です。北棟の北東側の角にあります。白い小さな花を付けています。花は「センニチコウ(千日紅」です。南棟の理科室の前にありました。

2020年5月 24日 旧暦 4/2

5:02

東の空の雲の上に大きな太陽がようやく登場です。日曜日とあってか40人近くの釣り客が港のあちこちや小舟も出て、サビキ釣り、ウキ釣り、ルアー、タコの仕掛け釣りなど歓声もあって賑やかです。漁師たちの仕事も始まりました。

旧三本松小学校の樹木は「メタセコイア(曙杉)」です。北棟の北側、銀杏の東側に立っています。絶滅したとされた木ですが、戦後、中国湖北省に現存していることがわかり世界に配布されたようです。花は「ムラサキツユクサ(紫露草」です。南棟と運動場の間の花壇などあちこちにあります。

2020年5月 23日 旧暦 4/1

4:59

雲の間から紅い太陽が姿を見せました。5時前だというのに港は釣り客や網の作業をする漁師達で活気づいていました。鵜も6~7羽が群れを成していそいそと出勤です。釣果はまだ潮目が悪いのか今一つのようです。今日は閏4月1日、もう一度4月が始まります。寒いわけです。

旧三本松小学校の樹木は「サンゴジュ(珊瑚樹)」です。中庭の花壇で丁度白い花を付けています。防火樹としても知られています。花は「ヘンルーダ」です。葉には少し甘い香りがあり、芸香(うんこう)と呼ばれて、虫食い防止で本のしおりに使われているようです。職員室の前に棟校舎の南西側角の花壇です。

2020年5月 22日 旧暦 4/30

4:58

淡路島にわずかに掛かる雲の上から紅い太陽が姿を見せました。東から北の空は快晴で紅く染まり、西から南の空は黒く雲があって阿讃山脈も頭が見えません。肌寒く焚火の火が嬉しく見えます。

旧三本松小学校の樹木は「クロガネモチ(黒鉄黐)」です。常緑樹で、材質は堅く、農具の柄としても用いられます。中庭の北棟よりの花壇の中にあります。花は「ペチュニア」です。北棟校舎の南西側角の花壇です。これから花が増えていきそうです。

2020年5月 21日 旧暦 4/29

5:02

雲の隙間から紅く輝く太陽が見え隠れしながら遠慮がちに昇って来ました。冷たい西の風が吹いて、釣り客もまばらです。フグの生簀が陸に上がって修復作業のようです。

旧三本松小学校の樹木は「コナラ(小楢)」です。小ぶりの形のいいどんぐりの木です。北棟の北の柵の中にクヌギや唐楓と一緒に密に植わっています。花は「ビオラ」です。パンジーの小型の花で中庭の花壇に咲いています。

2020年5月 20日 旧暦 4/28

4:59

雲がかかって朧の日の出になりました。爽やかな風が吹いて、釣り客ものんびりの体です。今日から24節季「小満」が始まります。太陽の光を浴び生命が育ち満ち満ちていく時期です。

旧三本松小学校の樹木は「キンモクセイ(金木犀)」です。中庭の北棟より温室の西側に並んでいます。雌雄異株でどちらがどうかわかりません。花は「マンダリンオレンジ」、北棟の北の柵の中。花は白く蜜柑の芳香がします。

2020年5月 19日 旧暦 4/27

5:12

青空も見えていますが、水平線には厚い雨雲がまだ残っていました。釣り客は10人ぐらい、タコ釣りもそろそろ始まっているようです。

旧三本松小学校の樹木は「クヌギ(櫟)」です。北棟の北側の柵の中です。落葉の高木で樹液がしみだして虫たちが集まる木です。花は「クロタネソウ(ニゲラ)」、職員室の南側の花壇です。花はまっ白ですが、まっ黒の種ができるようです。

2020年5月 18日 旧暦 4/26

5:09

雲を通して太陽の昇っていく様子が垣間見られました、25日の細くなった月も残っています。来る途中、釣り客がサビキ竿に大きい魚がかかって釣りあげられずに困っていました。指示に従って車から網を出して組立てて掬い上げると40㎝を超えるチヌでした。

旧三本松小学校の樹木は「トウカエデ(唐楓)」です。中国原産種で、北棟の北の白い柵の中です。花は「ガザニア」です。図工室の南側や運動場横の花壇に群生しています。朝早いとまだ花は閉じたままです。

2020年5月 17日 旧暦 4/25

5:04

水平線だけが明るくなり、残りは海も山も鈍色一色、見えるのは一子、二子の近くの島々、里山だけで虎丸山も霧の中です。釣り客は港を囲んで、35人くらいが等間隔の陣取りです。コロナも1つの山を越え、来週には小学校も順次始まっていくようで、釣り客の中には子供連れもいくつか見えます。

旧三本松小学校の樹木は「ウバメガシ(姥目樫)」です。運動場の西側に生垣として植わっていましたが道路拡幅工事で伐採され、今は、プールの近くの生垣で残っています。花は「ゼラニウム」、保井コノ先生の銅像の下にありました。

2020年5月 15日 旧暦 4/23

5:02

幾重にも重なった雲の隙間から紅い太陽が“姿を見せては隠れ”を繰り返しながら昇って行きました。釣り客が次第に数を増し、その横には猫たちがしっかり陣取っています。

旧三本松小学校の樹木は「ゲッケイジュ(月桂樹)」です。職員室の北側に2本並んで新芽が出始めています。花は「ノースポール(クリサンセマム、寒白菊)」です。もう終わりかけています。

2020年5月 14日 旧暦 4/22

5:03

橙色の快晴の空をバックに、シルエットになった淡路島から太陽がゆっくり姿を見せ始めました。虎丸山は深緑の夏の装いに変わり、里山にはまだ早緑のトラ模様が残っています。釣り客も朝早くから準備に大忙しです。

旧三本松小学校の樹木は、モチノキの仲間、ナナミノキでしょうか。西門の一角にヒマラヤスギと並んで立っていますが、道路拡張でなくなる予定です。花は、「ベゴニア」です。中庭の花壇に咲いています。

2020年5月 13日 旧暦 4/21

5:13

漁船が出港した後、定刻より10分も遅れて太陽が霞の層の中に薄赤い姿を見せました。釣り客は港の中で10人くらいです。24節季「立夏」の次候「蚯蚓出」が始まっています。畑作業をするとあちこちでミミズに出くわします。

旧三本松小学校の樹木は「ヒマラヤスギ」です。西門の一角を守っています。花はカランコエ(ベニベンケイ)です。中庭の花壇に咲いています。

2020年5月 12日 旧暦 4/20

5:04

5時3分42秒、淡路島の山の端に紅い頭を覗かせ、ゆっくりと登って来ました。テトラポットの数が100個以上減って半分くらいになり、起重機船もいなくなりました。港の浅瀬で腹を見せて群れる魚たちも日増しに大きくなっています。

旧三本松小学校の樹木は「シュロ(棕櫚)」です。中庭や運動場沿いの花壇に植わっています。花もついています。花は「シャリンバイ(車輪梅)」です。枝の分岐する様子や葉の配列の様子が車輪のようで、花が梅に似ることからその名前がついているようです。

2020年5月 11日 旧暦 4/19

5:08

水平線に掛かる雲の上から紅い太陽が昇って来ました。曙色に薄く染まった雲が播磨灘から阿讃山脈まで途切れることなく延びています。残月は虎丸山の真上でした。

旧三本松小学校の樹木は「水市営ゆかりのナツメ(棗)」です。乃木大将と敵将ステッセルとの会見場所にあったナツメのクローン苗が植樹されたものでしょうか。枝には棘があって取扱いが大変です。花はマリーゴールド(千寿菊)、中庭の花壇に咲いています。

2020年5月 10日 旧暦 4/18

5:20

厚く黒い雲の合間に、帰り際のほんの一瞬太陽が姿を見せました。天頂から西の空まで雲は曙色で、月も残っていました。港は家族連れの釣り客で少し賑やかです。

旧三本松小学校の樹木は「イロハモミジ(いろは紅葉)」です。北棟の北側の散歩道に沿って、初夏の緑、秋の紅葉は見事です。日本原産種です。花はアメリカナデシコ(亜米利加撫子)、職員室の南側に咲いています。

2020年5月 9日 旧暦 4/17

5:06

淡路島の雲の合間にいつの間にか出ていました。しばらく紅く「太陽」を見せながら雲に隠れてしまいました。雲雀とトンビが声高らかにエールの交換をしています。

旧三本松小学校の樹木は「タイサンボク(泰山木)」です。カイヅカと一緒に北側の守りを固めています。北米中南部原産、花言葉は前途洋々、そろそろ白い大きな花を咲かせます。花はリナリア(姫金魚草)です。花壇のあちこち、運動場の端っこにも咲いています。

2020年5月 8日 旧暦 4/16

5:07

5時6分35秒、雲を紅く染めながら紅い太陽が昇って来ました。西の空には大きい満月が残っていました。冷たいか風が吹いていて、釣り客も3~4人です。

旧三本松小学校の樹木は「マツ(松)」です。東の道路沿いに31本並び、剪定が済んだばかりです。その他、中庭に1本、西門の松は道路拡幅工事でなくなりました。花はスターチス(花浜匙)です。地中海が原産だそうです。

2020年5月 7日 旧暦 4/15

5:10

霞のないくっきりとした日の出です。淡路島や対岸の山脈も見えます。連休が終わり港の釣り客はまばらになりました。鵜が狩場へ急ぎ、トンビはいい声を響かしています。

旧三本松小学校の樹木は「サクラ(桜)」です。だいぶ年をとっていますが、毎年良い花を咲かせています。場所はかつての東門を入ったところ、今はコミセンの敷地の中にあります。花はグラジオラスです。場所は職員室の南側の花壇です。今夜は満月が見られそうです。

2020年5月 6日 旧暦 4/14

5:15

風がなく水平線近くに白く雲がたなびき海と空が一体となってしまって一子島が海の中にぽっかり浮かんでいるように見えます。海面は鏡面のように穏やかで播磨灘が大きな湖の様相でした。しばらくして雲の中に紅い太陽が現れました。釣り客も増えてきました。

今日の旧三本松小学校の樹木は「ソテツ(蘇鉄)」です。正門の左手、校舎の壁に沿って並んでいます。赤い実をつけている株もありました。花はチューリップです。少し前にたくさん咲き誇っていました。

2020年5月 5日 旧暦 4/13

5:13

空高く雲の合間から光がこぼれて来ていましたが、水平線近くは雲が厚く太陽は姿を見せませんでした。常連客に混じって新しい釣り客も来てくれて港も元気です。今日から「立夏」、夏の始まりです。

旧三本松小学校の樹木は「ケヤキ(欅)」です。中庭の真ん中に立つ落葉高木樹で新しく葉が出そろったところです。花はヤグルマギク(矢車菊)です。青紫色の花で五月の節句に似合います。

2020年5月 4日 旧暦 4/12

5:26

少し昇った雲の隙間に一瞬光が射し、丸い太陽の一部が垣間見られました。釣り客はだんだん増えて港は賑わっています。

今日の旧三本松小学校の木はヤマモモです。正門を入って右手の校舎の前です。保井コノ先生の銅像も見えます。日本で最初の女性理学博士で、お茶の水大学教授として女子の理科教育に尽力されました。ヤマモモは雌雄異株でこの木は雄木、役目を終えた花序が根元にいくつも落ちていました。花はつつじです。「再開の庭」に咲き誇っています。

2020年5月 3日 旧暦 4/11

5:15

ぼんやりとした太陽が昇って来ました。雲が広がっていて天気は下り坂のようです。港は朝早くから30人を超える釣り客で賑わっています。ルアー釣りの客もいました。

今日の旧三本松小学校の樹木はイチョウ(銀杏)です。北校舎の北側に位置していて、このあたりで一番背の高い木です。花はキンギョソウ(金魚草)です。甘い香りがあります。

2020年5月 2日 旧暦 4/10

5:21

霞が濃くてなかなか姿を現しませんでした。南西の空に雲が出てきましたが青い空が広がっています。釣り客は赤灯台の波止に20人、一文字波止は2人、港の岸壁に2人と少し異なった陣取りです。港のボラも大きくなって来ています。

今日の旧三本松小学校の樹木はクスノキ(樟、楠)です。芳香があり、成分には防虫効果もあって、虫よけ、魔よけとして入口の通路の両脇や門の前を固めています。花はネモフィラです。玻璃唐草と呼ばれ青空のような青い花を咲かせます。

2020年5月 1日 旧暦 4/9

5:18

濃い霞の中からほの紅い太陽が少しずつ昇って来ました。淡路島も小豆島も見えません。空は雲一つない青です。釣り客は、潮の加減か獲物達がまだ来ていないようでのんびり構えています。岸壁近くに頭の紅いくらげが浮かんでいました。

今日から紹介を始める旧三本松小学校の樹木の最初は校門のフェニックスです。門を挟んで2本植わっています。フェニックスの正式名称はカナリーヤシ、原産がアフリカ西海岸のカナリヤ諸島です。不死鳥の異名もあります。花はパンジーにしました。昨日から「穀雨」の末候「牡丹華」が始まっています。